2012年11月25日日曜日

ツールド沖縄140km

昨晩22時に寝たら0時過ぎに目が覚めてしまった。こうなるとなかなか寝れない。悶々とした時間を過ごす。4時15分起床。外は当然真っ暗。寒いです。5時にタクシー乗ってオクマ到着は丁度6時くらい。Fさんのお部屋にお邪魔させて頂き準備させてもらう。ありがとうございます。助かりました。アップは25分くらい。ここでGさんにトラブル。いきなり機材車のお世話になるというハプニング。お天気は良く風も昨日程ではなくて最高のコンディションっぽい。陽射しが強くなりそうなので、アームカバーしておく。
スタートは3列目くらいから。今年も特に波乱もなく落ち着いた感じで走れる。なのになぜか後ろの方から罵声が聞こえる。なににそんなに熱くなってるのかな。なんか年々怒鳴る人が多くなってるような。違うクラスを抜く時もやたらと怒鳴りちらす人とか。しかも集団の先頭じゃないところから聞こえるのが不思議だ。嫌な傾向だと思う。もっと楽しい雰囲気にならんのかなあ。先頭付近をキープしたまま与那の登りに突入。優勝候補のTさんを探すが見当たらない。後ろからガンガン上がって行く人が来るので、少しポジション下げて落ち着いて走る。今年もSさんが積極的に集団を引いて、ペースが上がる。工事箇所のあたりでオレンジのジャージが上がって来たのが見えたので、合わせて一緒に前に上がっておく。前の方に行くと房総練の皆様もお揃いで。頼もしい限りです。特に絶好調と噂されるFさんの力強い走りが印象的でした。チームのSさんの落ち着いた走りも頼もしい。Gさんは途中から見なかったなあ。最後の方で若干苦しくなったけど集団の良いところで登り終わる。
去年の反省から積極的に補給をとる。補給所でもボトルをくれたので、もらっておく。暑くなったのでもらっておいて良かった。この補給のタイミングでSさんが抜け出す。というよりも補給で集団が止まったのでそのまま走ってたら抜けてたみたいな感じ。一人なので集団は放置。まったり下る集団。アップダウン区間でDチームの選手がアタックして追走に。強い二人なので合流したら嫌だなと思うが、Dチームはその後吸収。
そして2回目の与那へ。入り口からTさんが先頭に出てペースアップ。F君、Gちゃん含む4、5人が抜け出したので、全力で追いかけてしがみつく。しばらくはついて走れたものの次第にきつくなって徐々にポジションが下がって行く。Fさん、Sさんに抜かれた辺りでいよいよやばい感じに。ここが最終ラインと思い粘るも少しづつ離される。脚も攣りそう。Zさんも下がって来て苦しそう。あそこまで行けばKOMかと思うたびに違って、集団のペースが上がったところで集団から完全に切れる。あとは少し前に見えるZさんだけをたよりに必死で追う。Zさんから5秒くらい遅れで下りへ。Zさんに追いつけば何とかなると下りも全開。しかし当然速くて追いつかないが、そんなに離されない。あれ、下りうまくなったのかな。橋のところで集団のお尻も見えてなんとか、補給ポイントで追いつきそう。助かった。と思ったら補給ポイントの登りで脚が攣る。げっ。なんとか堪えて補給もらって前みたら集団がまた離れてく。やばい、5年前と同じパターンか。悪夢がよぎる。しかし、ここで女神様登場。「7ga4行け〜、頑張れ〜」と超熱い声援を頂く。おかげで火事場の馬鹿力が出ました。ありがとうございます。グウォ〜と踏んで、下り始めた集団になんとか追いつく。まさにギリギリの最終乗車。20名くらいか。Gちゃんが丁度集団の様子見に下がって来ていて、僕が追いついたのに気づいて声かけてくれた。人数数えてたなんて余裕あるなあ。流石僕の一番の優勝候補。
脚攣り攣りなので攣った瞬間に集団から離れてしまう、追いつくを繰り返しながら、補給とエンテラインを頬張ってなんとか回復してくれと願う。しかし、下りは短くあっというまに学校の登りに。序盤のきついところはなんとかなるものの緩くなったところできつくなる。緩い登りでパワーが掛けられないのが今年の傾向だ。チームメイトのSさんに「駄目です」って伝えようかと思うが、それを口にしたら終ってしまうと思いやめた。またもZさんと一緒に遅れ出す。それでもまだ見える範囲、粘ろう。Zさんが一緒なら下りで絶対追いつける。下りになれば追いつけるの一念で頑張る。20秒くらい遅れで下りに。Zさんが『追いつけますよ、頑張りましょう」って言って引いてくれたので、涙が出そう。こっちも無い脚を振り絞って先頭交代する。なんか他にも人がいたような気がするが、すぐに二人に。でもここはすぐ下りじゃなくてアップダウン区間が続く。めちゃくちゃきつい。それでもまだ見えるのでチャンスはあると励まし合って追う。追いついたと思うと100kmの選手で泣ける。しかし追いつくどころか段々離されてる。集団は全然緩まない。あとで聞いたら集団も2つに別れたので、あっちも追ってたらしい。
一人吸収して3人で回す。ところが下り踏まないで登り上げるので走りにくい。アップダウンの連続と見えなくなった集団にペースも落ち始める。完全に下りに入ったところで後ろから二人追いついて来た。こりゃ駄目だ。急に力が出なくなる。さらに100kmの集団とも混走になり走りにくい。よくみりゃ、OチームのTさんやVのTさんじゃないですか。どーもどーもとか言ってたら、凄まじい音を響かせながら200kmの先頭集団がぶち抜いて行く。でけえ集団だなあって思ってたら、いつまでたっても集団が切れない。あれれ。よく見るとあらゆるクラスの選手がこの集団に入ってる。ひでえなあ。なんだよこれ。そういう自分も巻き込まれるように付いて行ってるんですが・・・。F君と話ながら集団についてしばらく走るも、このままだと140kmの先頭集団に追いつきそうだって聞いたら、なんだか馬鹿らしくなってきた。こんなのおかしい。って思ったら全くやる気がしなくなり集団から切れる。大集団の後ろはまさにぺんぺん草も生えてない状態。転がってるのは屍ばかり。グルペットなんて無いのね。どうしてみんな一緒に走りたがらないのだろう。あとは延々と続くアップダウンをヘロヘロ走って、羽地ダムで再びTさんと一緒になったので、つるんで走る。そうするとすぐに5人くらいの集団が出来る。そうすりゃ、みんな楽なのに。平坦で7人くらいの100km集団に追いついたのであとは皆さんにお任せして流してゴール。47位だったようです。
お天気は最高だったのになあ。

Sdim5311

2度目の与那の登りで20人くらいってのは自分の理想に近い形だったのですが、そこまでで脚が終ってました。今年は結局登りが全然走れなかった。体重も落とさなかったし、準備も全然足りなかった。正直2回目のダムを集団で超えられないと思ってたので、当日はかなり頑張ったとは思う。たぶんあそこにZさんや応援してくれた皆さんがいなかったらもっと早く切れてたと思う。仲間の存在は本当に大きい。いつも一緒に練習してくれてる仲間がいるからなんとかここまでなったんだと思う。ありがとうございました。
Sdim5313

そんな仲間と素晴らしい夕陽を眺めながら打ち上げ。楽しくない訳ありません。

沖縄は毎年レベルアップしてるので、来年はもっと速くなるだろう。来年も参加するなら、もっとしっかり準備するか、サイクリングか決めて参加しないとどうしようもないことになりそう。オフにしっかり考えてみます。

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